活動報告

東南アジアの一つの国 ミャンマーの話

2023年3月17日(金)開催

ミャンマーってどんな国?お茶の葉っぱサラダが食べられる??興味津々で参加したワークショップ。

開催時間より少し早く会場に着くと、異国情緒溢れる音楽が流れ、講師のチョゼヤさんがスライドを準備中。聞くと、「お正月の歌ですよ」と優しい笑顔が返ってきました。

チョゼヤさんはミャンマーの大学を卒業後2010年に来日。リアン文京で障がい者のお世話をする仕事をしているのだとか。定員10余名の参加者が続々と集まり、いよいよワークショップの始まりです。

スライドを使って、まずは地図でミャンマーの場所を再確認。

続いて、金ピカのお寺シュエダゴン パコダや8つの民族衣装の写真が説明と共に次々と映し出されます。写真が変わるたびに参加者から「へー」「綺麗!」「すごい!」の感嘆の声が。

特に印象的だったのは、ミャンマーのお正月、ダジャン(水かけ祭り)のお話。ミャンマーのお正月は4月中旬頃で、幸せに過ごせるよう浄化の象徴としてお互い水を掛けあうのだそう。音楽パフォーマンスや伝統的なダンスもあり、家族と楽しそうに過ごす動画に参加者も幸せな笑顔に。

また名前が、生まれた曜日と動物で決まる話にびっくり。ミャンマーでは誕生日を非常に大切にし、曜日占いが生活に深く根付いている様です。

『ミンガラ ナンネーキェーパーမင်္ဂလာနံနက်ခင်းပါ(おはよう)』など簡単な挨拶を皆で声を揃えクライマックスに達したころ、お待ちかねのお茶の葉っぱサラダをチョゼヤさんが振舞ってくれました。

クセのない食べやすい味で、身体にも良いけど、ビールにも合う印象。ミャンマーでは、これをお酒のアテにしたり、お茶のお供にするのだとか。「おいし~い!」「お替わりください!」の声が飛び交い和やかな中お開きに。

穏やかな笑顔で一生懸命母国の紹介をするチョゼヤさんの姿にミャンマーの人々を重ね、この『地域のたまり場』がこうした草の根外交が育つ、はじめの一歩になる機会になればと感じたひと時でした。

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